デンソーグループではめざす「環境経営」に向けた長期のコミットメントおよび環境方針として「デンソーエコビジョン」(10年毎)を策定しており、2016年に新たに策定したデンソーエコビジョン2025に基づき活動しています。
「デンソーエコビジョン2015」達成に伴い、更に2050年の持続可能な地域・社会を実現するためのアクションプランとして「デンソーエコビジョン2025」を策定。既存の視点に加え、2025年に達成すべき3つの目標「ターゲット3」として「エネルギー1/2」、「クリーン2倍」、「グリーン2倍」を定めました。
また、この3つの目標を「製品」「工場」「社員」「経営」のそれぞれの段階で実現するため、10の具体的行動「アクション10」を推進していきます。
技術担当役員を委員長とする安全衛生環境委員会を毎月開催し、安全衛生の取組みとともに、環境に関わる方針、目標を設定し、重点活動・施策の審議とフォローアップを行っています。
カテゴリー | 取組み |
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製品 | ・機器の軽量・省電力製品技術の開発 ・製品設計時の環境影響評価の実施 ・製品からの環境負荷物質の全廃 |
工場、オフィス | ・省エネ活動(電気・灯油使用料の削減) ・ペーパーレス活動 ・廃棄物の削減、リサイクル促進活動 |
社員 | ・環境教育の実施 ・530運動の実施、花かつみ園の草取り活動 ・グリーンカーテンコンテスト ・地域ボランティアへの参加など |
マネジメント | ・ISO14001認証取得活動 ・社員全員のエコ宣言 ・グリーン調達の推進 (仕入先様へのウェーブ調達ガイドラインの展開) |
デンソーウェーブは、環境マネジメントに関して社外への透明性を高めるためにも、ISO14001の認証取得を積極的に推進しており、2007年に認証取得し、更新してきました。
その後、2013年からは、グループ会社間の統制強化と効率化を図る目的で、株式会社デンソーの環境マネジメントシステム下で活動し、2013年10月1日に株式会社デンソーのISO14001認証範囲に加わり、登録番号も変更となりました。
認証開始 | 登録機関 | 登録番号 | 認証範囲 |
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2007/12/27〜 | (財)日本自動車研究所 | JAER0754 | デンソーウェーブにて認証取得 |
2013/10/1〜 | (財)日本自動車研究所 | JAER0002 | 株式会社デンソーのISO14001認証範囲に登録切替 |
2021/2/7〜 | SGSジャパン株式会社 | 0118 | 株式会社デンソーのISO14001認証範囲に登録切替 |
2001年4月1日の「資源の有効な利用の促進に関する法律(改正リサイクル法)」施行により、小型二次電池(充電式電池)の回収・再資源化が義務付けられました。当社では「一般社団法人JBRC」に加盟し、回収、リサイクルシステムを利用して当社製機器に使用されている使用済みの二次電池の回収を行っています。
回収対象:BHT、QR、IHTなどの使用済二次電池(充電式電池)
回収方法:リサイクル協力店(充電式電池リサイクル協力店くらぶ検索)または、下記当社営業拠点へお持ち込みください。
回収料金:無料 (ただし各拠点までの費用はお客様がご負担ください)
電話受付は土日祝を除く9:00~12:00、13:00~16:00です。
電気電子製品に含有される化学物質に対する規制はグローバルに広がっております。
当社では、含有化学物質に関連するさまざまな基準をサプライヤーと共有しながら、使用する部品や材料のグリーン調達を推進し、欧州のRoHS指令やREACH規則に代表されるような、各国・各地域における含有化学物質規制をしっかりと遵守する取り組みを行っております。
商品の安全性を確保することは、品質向上を標榜する前提となります。商品の設計・開発・製造にあたり、製品安全に関する法令等を遵守した上で、さらにリスクを低減する取り組み等を行っています。
本マークは製品のEU RoHS指令適合を示すデンソーウェーブオリジナルマークです。
当社のEU RoHS指令への取り組みについてご説明します。
当社製品は、カテゴリー3「情報技術(IT)および電気通信機器」もしくはカテゴリー9「産業用を含む監視及び制御機器」に該当するため、欧州で販売される場合は本指令に適合した製品であることが必要となります。
当社製品のAUTO-ID製品ならびにRobotics製品は、EU RoHS指令に適合しています。(当社製品で生産中止製品は除く。)